冷房・暖房を久しぶりに使おう! …何か臭い…。嫌な臭いがする…。
こんな経験をされた方は多いのではないでしょうか?
エアコン内部は、カビや花粉、ハウスダストの温床であり、その複合体が臭いの原因となっているのです。カビは臭いの原因だけではなく、体調にも影響を与える事もあり、小さなお子さんやアレルギー体質の方は特に注意が必要となってきます。
それでは、なぜエアコン内部にカビが発生するのでしょうか?
カビの発生する要因として、①水分②温度(高温)③養分(栄養)があります。
夏に冷房や除湿を使うと、エアコン内部に結露(水分)が発生し、冷房を切ると、エアコン内部は室温と共に上昇(高温)します。そして、元々エアコン内部に溜まっていたハウスダストやホコリ(養分)としながらカビとなっていくのです。エアコン以外でご家庭の中で、この3つの条件がそろっているのが浴室です。環境が似ていると思いませんか?
では、エアコン内部のカビを予防するにはどうすればいいのか?
弊社でもご提供している防カビコーティングなどをエアコンクリーニングと合わせて施工するのもいいですが、日頃のケアが大切になってきます。冷房や除湿を使用した後に、送風モードで30分ほど運転して乾かす事がいいでしょう。送風モードがない機種は、内部乾燥又は内部クリーンといった機能がついていれば、この機能を使う事により中を乾かしてくれます。
私共、エアコンクリーニング業者は、エアコンクリーニングの作業後に高圧洗浄によって濡れた内部を乾かすために必ず暖房運転(夏場でも)を30分ほどします。とはいえ、お客様が日常生活の中で真夏に暖房運転をする事は現実的ではないので…。オススメはしませんが…。
何より、日頃のちょっとしたケアで、カビの発生を抑える事は出来るのでエアコンの機能を活用してみて下さい。