今日は相模原市の古淵にて作業でした。
昨年、町田市内でエアコンクリーニングのご依頼をいただいたお客さまがご友人を紹介して下さいました。
2006年製のダイキンでした。リビングをはじめ各お部屋全てのエアコンを発注していただき、5台でしたが全て同じ機種でシンプルなタイプでした。設置環境も良く、最初の1台目こそは90分近く掛かりましたが、1台目をこなしてしまえばポイントが分かるので、2台目からはスピードアップ出来ます。当初は5台終えるのに7時間30分程度を予想しておりましたが、6時間30分ほどで終わらせる事が出来ました。
設置環境というのは、一般家庭用壁掛け型タイプの場合、壁にかかっているエアコン本体が床面より高さが3m以内(三段脚立に成人男性が立ち、エアコン上部奥側まで手が届く)及び本体周囲の状況を言います。本体の上下左右に隙間があるかどうかでかなり作業時間が変わってくる場合があります。
上側であれば天井との間隔です。機種にもよりますが最低5cm、出来る事ならば10cm以上は隙間が欲しいところです。というのも、洗浄するには第一段階としてカバーを外さなくてはいけません。カバーを外すには、まずネジを外し下側と上側がツメで引っかかっているのですが、このツメをあおりながら外すのに、上側部分はカバーを手で持ち上げながらツメを外すのです。その分の隙間が無いと非常にやっかいで時間がかかってしまいますし、ケースによっては作業を断念せざるを得ない場合もあるのです。
左右に関しては壁との間隔です。これも機種によって多少の違いはありますが、出来れば最低5cm程度あると作業がスムーズに進みます。左右の場合はカバーを外し終わって、右側の電装ボックスを洗浄する水で濡れないようにタオルとマスカーテープで養生するわけですが、その後に水が周囲に飛び散らないようビニール製のカバーでエアコン全体を覆います。養生したタオル+ビニールカバーの分の厚みがあるため、ある程度壁との隙間がないとビニールカバーを掛ける事が出来ず、こちらも作業を断念せざるを得ない場合が出てくるのです。
業者によっては上下左右に最低10cm以上の隙間がないとお問い合わせの電話の時点でお断りする事もあるようです。
私の場合、設置環境が悪く作業を断念したケースは稀ですが、他の業者からお断りを受けた方がいらっしゃいましら、ぜひ一度お問い合わせ下さい。