本日午前10時より、浴室及びトイレクリーニングに行って来ました。
半年毎に違う業者に依頼されクリーニングされているそうです。今回は弊社にご注文頂きました。
before
after
まず、最初に浴室を見て感じたのが、半年前にクリーニングされたにしては鏡のウロコ汚れと、浴室扉周り下部の汚れが強い事でした。
浴室扉周り下部の汚れ(水のカルキ・人間の皮脂油・石鹸カスの複合)にアプローチする際、かなり素材への接着が強いため、お客様に汚れを落す時に塗装が剥がれ、下地が出てしまう可能性が強い事をお伝えしました。そのうえで、汚れを落すか、塗装が剥がれない程度にするか、の判断をお伺いしました。
『塗装が剥がれると、後が面倒なので出来る範囲で結構です』とのご判断でした。半年前の業者(大手新聞広告に掲載されていた業者)は、このような事前相談はあったかどうかお伺いすると、
『全く無かったですよ。作業に来て、はい終わりました! だけでした』との事でした。これだけ目に見える汚れがあるにも関わらず、汚れを落さず(相談もしない)帰っていく神経が分かりません。お客様も仕上がりを見た瞬間、この程度か~と思われたそうです。
トイレに至っては、ウォシュレットを外した裏側を全くお掃除していない状態でした。弊社では、必ず作業前後のご確認をしていただきましが、本日もお客様に事前に見ていただいたところ、
『こんなに汚れているんですね~、初めて見ました』との事でした。前回の業者はこういった確認作業を怠っていたようで、というよりも、ウォシュレット裏側は汚れが溜まりやすく、かつ細かい作業になるため時間がかかります。敢えて手を全く付けなかったと思われます。トイレ換気扇も同様にカバーを外すと、ファンにホコリが積もっている状態でクリーニングをしていないと感じました。
普段、お客様が目にしないであろう箇所(ウォシュレット裏側や換気扇内部)は、やったふり(手抜き)をしやすいポイントです。前回の業者だけではなく、ハウスクリーニング業者のほとんどが、こういった手抜きをしているのが現実です。