弊社を含め、数多くのエアコンクリーニング業者がお掃除機能付きエアコンクリーニングを行っておりますが、残念な事に真っ当なクリーニング作業をしている業者は少ないと言えます。

通常機種であれば、前面パネルを取り外し、エアコン本体全体を覆っているカバーを外せば高圧洗浄出来る状態になりますが、お掃除機能付きエアコンの場合そうはいきません。

何故、お掃除機能付きエアコンクリーニングが通常機種と比べ作業料金が高く作業時間が長いかというと、前面パネルを外し、全体を覆っているカバーを外した内部に熱交換器（アルミフィン）を隠すようにお掃除ユニット（お掃除機能を働かせるための部品）が装備されています。

参考画像（メーカー・機種により構造は違います）

このお掃除ユニットを全て分解して取り外さなければ熱交換器（アルミフィン）の高圧洗浄をする事が出来ません。このユニットを取り外すために何本（機種により差異があります。１～２本程度の機種から２０本近い配線を取り外す機種もあります）も外さなければいけないのです。この分解作業に知識と時間を要するため、お掃除機能付きエアコンクリーニングは割高になるのです。

エアコンクリーニング業者の中には、このお掃除ユニットを取り外さず、送風口とファンしか洗浄しない手抜き業者（詐欺業者と言ってもいいかもしれません）が非常に多いのが実情です。

単純に知識（技術）が無いケースもあれば、時間短縮、面倒臭い（バレないだろう）といった理由もあるでしょう。

基本的にエアコンは、エアコン本体を正面に見てご本人の右手側に基盤（電装部品が）が集中しています。正確な数字ではありませんが恐らく約９５％はこのケースです。割合的に少ないですが、中にはエアコン本体正面に基盤があるケースや左側に基盤がある機種も稀にあります。

話しが戻りますが、お掃除ユニットを取り外すためには各部品から配線が出ており、エアコン本体右手側にある基盤の側面に手を入れ配線を１本ずつ外す動作が必要になってきます。

ですので、よくあるケースですがお掃除機能付きエアコンがお部屋の右側に寄って付いており、基盤と壁との間に手（拳）を入れる事が出来ず分解作業（配線を外す）が行えないのです。業者によって多少の差はありますが、エアコン本体右手側と壁との距離が約１０センチ前後なければ配線を外せない（分解作業が出来ない）のです。

弊社であれば、ＨＰ内でも表記してありますが、お掃除機能付きエアコンクリーニングのお問い合わせがあった時点でエアコンの設置状況を必ずお伺いしています。その際に、極端にエアコン本体右側（ご本人から見て右手側）と壁との距離が狭い（１０センチ以下等）はお断りしている事が少なくありません。

しかし、これは真っ当に作業を行っている業者では当たり前の事なのです。

逆を言ってしまえば、お客様が電話又はメール等で業者にお掃除機能付きエアコンクリーニングを問い合わせた時に、このエアコンの設置環境を確認してこない業者は手抜き（詐欺）業者の確率が高いといえるでしょう。

会社独自のＨＰ内で注意点を謳っていない、一括サイト等で上記のような設置状況により分解作業が行えないことを確認できない等の場合は非常に危険といえるでしょう。最初から分解作業（お掃除ユニットを取り外す気が無い）をする気が無いのです。

結論として、簡潔にいうと各業者に問い合わせをした時点で、お掃除機能付きエアコンの設置環境を確認してこない、確認する事が出来ない業者は手抜き（詐欺業者と言ってもいいでしょう）の確率が高いといえます。

町田市・相模原市を中心にお伺いしています。

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