大和市・南林間にてエアコンクリーニングに行って来ました。

本日午前9時よりエアコンクリーニングの作業でした。

賃貸物件に入居されて約1年になるそうですが、先日エアコンを使用したところカビの臭いが酷く、このままでは使う気になれないので…との事にてご依頼でした。

確かに作業前、動作確認のため運転してみると、嫌な臭いがしてきました。カビの臭いもそうなのですが、タバコのヤニの臭いというか、アロマを焚いた臭いというか、煙系の臭いが混じった感じでした。

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2007年のナショナル製です。

before

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送風口には、カビの他にタバコのヤニ? と思われる茶色いシミが目立ちます。お客様にお話をお伺いすると、以前入居されていた方が若い男性でタバコを吸われていたのかも…との事でした。おそらく、このエアコンは設置されてから一度(約10年)もクリーニングをした事が無いと判断しました。カバーを外す時に上下にツメ(フック)があり、そこを外して分解するのですが、新品時に貼ってあるテープがそのまま残っていたのです。そのテープを剥がさなければカバーが外せないため、そう判断しました。

臭いの話ですが、カビの臭いはクリーニングする事により、ほぼ解消されるケースが多いですが、厄介なのは今回のようなタバコの臭いやアロマを焚いた臭い、香水を頻繁に使われる方の場合などです。そもそもエアコンは室内の空気を循環させているシステムなので、エアコンを使う度にお部屋の臭いが内部に蓄積(浸み込んでいく)するのです。高圧洗浄といえども洗えない部分に入り込んでしまっている長年蓄積された頑固な臭いを消し去る事ができないケースもあります。

話しが少しズレてしまいますが、賃貸物件の場合、入居者の方が退去した後に空室クリーニング(現状回復)が入ります。その時、お部屋のクリーニングはするけど、エアコンクリーニングまでは行わない大家さんがほとんどなのです。よほど気前の良い大家さんでない限りエアコンは以前の方が使用したそのままの状態が一般的です。

after

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高圧洗浄自体は問題なく終了し、カビや汚れを除去してキレイになったのですが、最後の動作確認(試運転)をしてみると若干煙系の臭いが残っている感じでした。『少し残っている感じですけど、全然キレイになりましたし、ありがとうございます!』と、お客様にはご満足していただきました。

午後は、相模原市・若松にてエアコンクリーニング2台でした。

2台とも2010年の三菱製で、特に問題もなく作業は終了いたしました。