エアコンクリーニングのお手伝い!

今日は同業仲間のエアコンクリーニングのお手伝いに行ってきました。

といっても、一般のご家庭のエアコンではなく、食品関係を扱う配送センターの工場のエアコンクリーニングでした。このような作業は全くの未経験だったので、心配でしたが、どうしても人手が足らずお願いされた次第です。

食品を扱うので、品質管理の観点から室温を一定に保つためにエアコンを夏はガンガン効かせているようです。体感温度は5°といったところでしょうか…。防寒着、安全帯、ヘルメットを被っての作業です。

工場の天井に備え付けられている巨大なエアコン…。一体どうやって洗うのか? 興味と不安から始まりました。

まずは、安全に作業を進めるための足場組からです。キャスター付きの足場を組んでいくのですが、その高さ約6~7mです。鉄骨の重さに腰を痛めそうになりましたが何とか組むことが出来、作業のスタートです。

作業スタッフは私も含めて計7人。メイン作業を行うスタッフは年配の方でTHEベテランといった感じです。何故か、メイン作業員のサブを私が任命され、足場の頂点に上ってみる…。高いです…。下から見上げた感覚と上にのぼって下を見ると段違いに高いです。正直、怖かったです。足を滑らせて落ちれば間違いなく骨折、打ち所が悪ければ最悪の結果を招きかねない高さです。まぁ、その時のための安全帯とヘルメット装着なんですが…。

作業内容は、プロペラを覆っている網をドライバーで外し、水が飛び散らないように養生をしたり、メイン作業員が高圧洗浄で洗った巨大なアルミフィンや枠をタオルで吹き上げ、天井も手の届く範囲で拭き上げるといった具合です。

最初の2~3台は、メイン作業員の指示を受けながら動いていましたが、4台目ぐらいからは、メイン作業員の手順を把握出来たので、支持を受ける前に自分から動くようにし、自分なりに無駄な動きがないよう作業をすることが出来ました。その動きを認めてもらったのか、メイン作業員の方から

『明日は作業に来れないのかい?』

と聞かれ、

「明日は自分のお客様の作業が入っているのでダメなんですよ…」

『せっかく、明日もいいコンビが組めると思ったのに…』

と、うれしいお言葉が!

ヘルプ作業とはいえ、どんな仕事も手を抜かないのが信念なので、初対面のベテラン作業員から、そういった言葉が出るとやっぱりうれしくなりますね。

朝の9時にスタートして、夕方6時までの間で計10台のエアコンをおそうじしましたが、新しい世界を垣間見ることが出来て非常に勉強になった1日でした。